千二百年の時を超え蘇りました・・・・
今から千二百年以上前、奈良、平安時代の頃、貢蘇制度が確立し税としてこの蘇(そ)が
壷に入れられ朝廷、高官に納められていました。
天皇、王侯貴族の華やかな宴に供された蘇は、大変貴重品でもあり、
庶民の口に入ることは容易ではなかったようです。
当時の医学書、医心方の中に、蘇を常食すると筋肉がつき、
胃腸が丈夫になり、肌が美しくなると記されており滋養薬としても使われていたようです。
古文書、木簡、飛鳥時代からの様々な文献を元に、蘇を再現してみました。
「乳大一斗ヲ煎り、蘇大一升ヲ得ル」
一斗の乳を煮つめると、一升の蘇ができる。すなわち十分の一まで濃縮すれば、蘇が完成す
る・・」
とあります。
添加物は一切使用しておりません。
ほんのりと感じられる甘みは生乳成分の乳糖です。
薄く切り分けてそのままお召し上がり下さい。
万葉集の一節がお口から蘇るかもしれません・・・・
原材料 生乳 百パーセント 作り手が精魂込め、自信を持って作り挙げた逸品です。
蘇庵の蘇は、そのまま召し上がっていただいても十分に堪能していただけるかと思いますが、
料理の素材として、トッピングのひとつとして、幅広く使っていただければ幸いです。
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